占いってなんなの?
占いとは?簡単に言葉で表すと『未来情報』だと言えます。未来を知るすべは、人間にはありませんよね。でも、人間は太古の世界から、未来を知りたいと思う動物だったのであります。
その未来を告げる職業は、シャーマンと呼ばれたり、巫女であったり・・・神のお告げと称して、相談者である権力者の未来を「あーしろ」「こーしろ」と・・・例えば、踊り続けてトリップをし「神のお告げです」と言ったりしていました。結果が当たれば、それなりの地位を与えられたのでしょう、外れても神のお告げですから・・・。
その後、天空の太陽や月、星を観測することで、時を刻むようになり、年、月、日、時、分、秒の考えが定着することで、占う方法「占法」と言う、一定のルールとなる、ロジックが完成されてゆくのであります。ホロスコープもその一つです。
占いを統計学と言う人もいますが、占星術の惑星軌道計算式が、占いの基本となる場合が多く、四柱推命なども、中国で発展しました。シルクロードを占いも通ってきたと思われますが、その国々の宗教や生活と結びついて、解釈がさまざまな占いが、他にも多く存在しています。
西洋占星術、四柱推命、姓名判断、タロット占いなどは、占いの王道といいましょうか、日本人には、広く認知をされている基本の占いコンテンツと言えるでしょう。占うには、個人のデータが必要となります。名前、生年月日、出生時刻、出生地などであります。それぞれの占いによって、その必要なデータは、様々と変化をし、解釈が違うのが占いなのであります。
人間と人間の最初の情報は、視覚から得る相手の容姿です。そして次に、名前ですよね、名刺交換をすれば、最低限の情報が得られます。会っていきなり「あなたの生年月日は?」なんて、聞きませんよね。聞くとしたら、その人は占い師か、ちょっと変な人なのであります。そう、ここで注目をしていただきたいのは『姓名判断』なのです。名前さえ分かれば、自分のことだけでなく、気になる相手の事を教えてくれる、そんな便利な占いなのです。
占いとは、基本となる考え方のロジックがありますが、その考え方、解釈の仕方によって、答えが一つではないのであります。占いを研究する人によって、占いは進化をし続けているのであります。